あかねさん
あなたはドージコインを単なる怪しいミームコインだと思っていませんか?確かに、犬のマーク、dogのスラングであるdogeという名前がついている「お遊びコイン」として作られたことなど、ふざけた怪しい通貨だと思ってしまうかもしれません。
しかし、現実世界で使われているなど、信頼を獲得している通貨の一つでもあるんです。
そんな怪しいと思われがちなドージコインの将来性について詳しく書きました。
この記事を読んでいただければ、あなたがドージコインに投資できるかどうか、判断できるようになるでしょう。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)の特徴
ドージコインは寄付やチップとして使われる非常に安価な仮想通貨です。
特徴は主に以下の3つがあります。
- お遊び通貨として作られた
- 発行枚数に上限が無い
- 送金スピードが速い
以下ではこれらについて詳しく説明しようと思います。
日本の柴犬がモチーフのお遊び通貨
ドージコインのDoge(ドージ)とは、Dogのスラングであり、日本の「カボスちゃん」という柴犬がモチーフに作られました。なぜそのような(ふざけた?)犬がモチーフの通貨なのかと言うと、当初「お遊び通貨」として作られたコインだったということが由来しています。
発行枚数に上限がない
ドージコインの発行枚数に上限はありません。
発行枚数に上限が無いことで、価格の変動が起きにくく、安定した通貨であるという特徴があるのです。
なぜ発行枚数に上限が無いと価格が安定するのか?
仮想通貨の価格変動はユーザーの需要が上がると価格が上昇し、逆に需要が低くなると価格が減少します。
ドージコインは発行枚数に上限が無いことで、需要・供給のバランスが崩れることが少なく、価格を安定させることができるのです。
送金スピードが速い
ドージコインの送金スピードは非常に速いことで有名です。
ビットコインは約10分、ライトコインでも約2分。
それに対し、ドージコインはそれらを凌ぐ約60秒という送金スピードを実現。
そのため、ドージコインは送金や決済などで、他の通貨よりも使いやすいと言われるようになりました。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)の将来性
結論から言うと、ドージコインに投資目的としての将来性は低いでしょう。なぜなら、価格が安定しているからです。
なので「一山当てたい!」という気持ちで投資するのであれば、リップルやイーサリアムのような価格が変動する通貨に投資すべきでしょう。
しかし、ドージコインは寄付やチップとして使われる通貨として認知されています。
以下では今後ドージコインがどのような目的で期待できるのか、詳しく説明します。
安心して決済できる
ドージコインは発行枚数に上限が無いことで価格が安定している通貨です。
通常、仮想通貨は価格変動が大きいものであります。
しかし、ドージコインは価格が安定しており、他の通貨より安心して決済できる通貨であるでしょう。
実用性のある通貨
ドージコインは現実でも実用例があり、寄付やチップとして使われている通貨として知られています。
例えば、ソチ冬季五輪でジャマイカのボブスレーチームの出場支援でも使用されていました。
さらに、RedditにはDoge Marketというコミュニティサイトがあり、ドージコインで商品の購入、他通貨との交換ができる市場というものも確立されています。
ドージコインは他の通貨とは違って、利便性という意味では期待できる通貨となるでしょう。
価格の急上は見込めない
価格変動の小さい通貨であると言いつつも、ドージコインの価格が急上していたこともあります。
今後、ドージコインが寄付やチップ、ショッピングで幅広く普及されるようなことがあれば、価格は上昇するかもしれません。
しかし、現在では、ドージコインが注目されるような可能性は低いと思われます。そのため、ドージコインの価格の上昇は見込めず、投資としての将来性は低い通貨だと言えるでしょう。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)のマイニング
ドージコインのマイニングはPoWによって行われます。
PoW(Proof of Work)とは、ブロックチェーン上で記録された取引が「本当に正しいかどうか」認めるための合意形成です。
また、ドージコインのマイニングは複数人で協力してマイニングする、プールマイニングが主流のようです。さらに、マイニングにかかる時間は1分と他の通貨に比べても非常に早く、個人用のPCでも可能だそうです。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)の価格
ドージコインは2013年12月に一般公開されました。
1DOGEあたりの価格は高くありませんが、発行数が多く、時価総額は高いものとなっています。

ドージコインのチャートを見てみると、過去に3度ほど価格が大きく変動した時期がありました。
- 2014年の初めで、先ほども述べたソチ冬季五輪でジャマイカのボブスレーチームの出場支援のためにドージコインが使用されたことなど、ドージコインの認知度と人気が上がったことで、価格も約8倍上昇しました。
- 2017年中ごろに仮想通貨市場の高騰を受け価格が上昇しました。この時の価格は上昇前の約20倍上昇しました。
- 2018年1月ごろに、おそらく平昌オリンピックの影響で価格が約2.5倍上昇したようです。
このように、オリンピックなどドージコインの知名度が上がることで価格も上昇するのではないかという推測がされています。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)の買い方
ドージコインの買い方は、取引所でビットコインやイーサリアムから交換するのが主流です。
買い方の手順としては、以下の流れになります。
- Zaifやbitbankなど、取引所でビットコインかイーサリアムを購入する
- 購入したコインをドージコインを扱う取引所へ送金する
- ドージコインと交換する
ドージコインを扱う取引所については以下でも詳しく説明します。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)が取引できるおすすめの取引所
ドージコインを扱う取引所については、以下の3つをお勧めできるでしょう。
- Bybit(バイビット)
- Binance(バイナンス)
- MEXC(MXC)
Bybit(バイビット)
運営会社 | Bybit Fintech Limited |
---|---|
取扱通貨数 | 130種類以上 |
取引手数料 | 0.1% |
仮想通貨海外取引所Bybit(バイビット)は世界最大級の取引所です。
ドージコインももちろん購入することができます。
また、ドージコインのレバレッジ取引にも対応しています。
日本語に完全対応しているので、英語に自信がない方でも簡単に取引が行えます。
Binance(バイナンス)
運営会社 | Binance |
---|---|
取扱通貨数 | 600種類以上 |
取引手数料 | 0.1% |
海外の仮想通貨取引所として世界最大級の取引量を誇るBinance。
かなり多くの種類の通貨を取り扱っており、ドージコインも取り扱っています。
ドージコインのレバレッジ取引にも対応しています。
独自通貨のBNBで手数料を支払うと割引が受けられるのも魅力の1つです。
MEXC(MXC)
運営会社 | MEXC Global Ltd. |
---|---|
取扱通貨数 | 600種類以上 |
取引手数料 | 0.2% |
MEXCの魅力の1つはIEOに参加できる権利が得られることです。
企業が資金を得るために取引所を介して独自のトークンを販売すること。
まだ上場されていない仮想通貨をいち早く購入することができ、上場されたときに大きな利益を狙うことも可能です。
ドージコインも取り扱っており、レバレッジ取引にも対応しています。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)のウォレット
ドージコインのウォレットは公式サイトから作ることができます。
Pcの方はWndows、OSX、Linux。スマホの方はAndoroidに対応しています。
ドージコイン(DOGECOIN/DOGE)のまとめ
ドージコインは、その見た目からふざけた通貨だと思われがちです。
しかし、実際は価格の安定性が高く実用性のある通貨として信頼できる通貨だと言えるでしょう。
投資目的でのドージコインの将来性はあまり期待できないと言われていますが、オリンピックのように注目が集まる機会があれば価格の上昇は見込めるのではないかという意見もあります。